【南関東の話題】
南関東は東京スプリント→ブリリアントCの重賞2連発、今年もライアン・クアトロ騎手が来日して、ミルコ・ルメール騎手・モレイラ騎手にスポット騎乗の吉原騎手も加わってワールドクラスのジョッキーが競演する豪華番組。

東京スプリント　（大井千二）
1分11秒3（稍重）
1着エートラックス
2着サンライズホーク
3着エンテレケイア

エートラックスは昨年4月29日兵庫チャンピオンシップ以来の勝利、ドゥラエレーデもそうだが外国人騎手が乗るとパフォーマンスが上がるタイプなのかいつになく強い競馬だった。クビ差とはいえ2から4着馬には1キロ与えての完勝、着差以上に強い競馬をしている。
サンライズホークは追い込み及ばず2着、「（23年8月以来）久しぶりの千二だったし、枠順も内で外に出すまでに苦労した。よく伸びてくれたけれど捕まえられなかった。」とミルコ。千と千二で強い競馬をしながら4連勝した馬、もう少し外枠だったなら捕まえていたはず。
エンテレケイアは逃げの手、千の船橋記念を押し切ったスピードを如何なく発揮した。4月はこれで3走して3着→2着→3着、浦和のトレセンで右回りの追い切りを消化して臨んだレースで素晴らしい走りを披露した。
4着イグザルトもこの時季は走るタイプで、6勝中3勝を3月から5月に挙げている。前走はレコードにコンマ3秒に迫る時計で7馬身差の圧勝、3走前は千二を1分11秒9で駆けて通用の下地は整っていた。5着ガビーズシスターは人気に応えられず敗退、海外帰りで調整が難しかったし枠順も少なからず堪えていたか。「ラストはストライドが伸びなかった。」とルメール騎手。

皐月賞
竹内厩舎はフクノブルーレイクでクラシック初出走、福島ではシンリョクカも福島牝馬Sに出走と師にとっても記念すべき日。「2戦目からハミを換えたが、走る馬だよ。前走は前残りなのはわかっていたが、競馬を教えている所なので敢えて折り合いを重視した。将来が楽しみ。」と松岡騎手。「皐月賞の権利を取れたので、オーナーにクラシックの追加登録をしてもらった。乗り込みは順調で、ジョッキーは稽古の動きに好感触を得たよう。ここでも上位争いにになるのでは。」と竹内師。
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☆誌上公開情報☆
中山10Ｒ
◎13ハチメンロッピ
単20％、複80％
前々走でチークピーシズを着けたら、狙ったより早めにエンジンがかかった。前走は中団で手応え良く追走、ただ流れに乗せてしまうと終いの伸びが鈍るタイプ。右後肢の落鉄もあったそうで、「速い流れをついていくともうひとつなのかもしれないね。デキはいいし、じっくり乗る形で見直したい。」と陣営。

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