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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2025/06/29 09:00

【南関東の話題】
南関東は浦和で短距離の大一番・さきたま杯、今週の大井で行われる中距離の大一番・帝王賞を盛り上げる露払い。「つゆ」といえば大雨、この日の7Rと8Rは馬場状態悪化のため中止となりさきたま杯を開催できてホッと胸を撫で下ろした。

さきたま杯 (浦和千四)
1分23秒2(不良)
1着シャマル
2着ムエックス
3着エンペラーワケア

シャマルは昨年レモンポップとイグナイターに次ぐ3着、ワンツー不在の今年は順当に繰り上がってV。交流重賞黎明期の名馬・セタノキングと、南関東の大騎手・石崎隆之騎手がマークしたレコードを更新した。「結構なペースだったけど最後は後続の蹄音も聞こえなかったし素晴らしい走りをしてくれた。」と川須騎手。父スマートファルコンは大井・川崎・門別でレコードをマークした快速馬、浦和でも浦和記念とさきたま杯を2回ずつ制した名馬だった。新聞のレコード欄にずっと残っていた20世紀の名馬と名手の名が消えるのは寂しいけれど、新たな歴史を刻んだコンビを讃えたい。
ムエックスはマイル以上の距離を主戦場にしてきたが、千四のオグリキャップ記念を勝って「以前から短めの距離の方がいいのではと思っていたが、前走を見るとやっぱりという感じ。」とレース前の陣営。並み居る強豪を相手にして2着、「よく頑張ってくれた。トップレベルで通用するところを見せられたのはうれしいけど、悔しい気持ちの方が強い。速い流れにも対応できたし、この距離の適性もある。」と張田昂騎手。
エンペラーワケアがよく追い込んで3着、脚抜きのいい馬場が得意で本質的にはワンターン向き。それでも黒船賞に続いて圏内に突入、「この条件ではこの馬の良さは出せない、無事に帰って来られたのが何より。」と川田騎手。
4着ティントレットは先行策から大健闘、トライアルのプラチナCから3秒時計を詰めて見せた。「先入れの方スタートが決まるし、馬場を考えて積極的に乗る作戦。アウストロが出して来たのでシャマルと馬体を併せられず、直線で離されると嫌気をさして止めてしまった。」と矢野騎手。5着タガノビューティーは昨年から一つ着順を落として5着、「経済コースを回って追走できたし、力は出せた。」と石橋脩騎手。8着までJRA勢と地方馬が交互に4頭ずつ、互角の戦いを見せてくれた。

☆誌上公開情報☆
福島07R
◎06リクエイ
単20%、複80%
昨日のライジンマルは、枠内で真右を向いた時にゲートを切られてまさかの出遅れ。それでも砂を被らない後方2番手から、マクる脚を見せて4着。今日はメインにフクノブルーレイクを使うが、この馬も竹内師がつきっきりで仕上げている期待馬。「疲れが取れていい感じに整っているよ。」と師、一発ある。

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