【南関東の話題】
南関東は交流重賞黎明期の名馬・ホクトベガを顕彰して、「ホクトベガメモリアル」の冠が付いているスパーキングレディーC。

スパーキングレディーC　（川崎千六）
1分41秒4（良）
1着フェブランシェ
2着ライオットガール
3着テンカジョウ

フェブランシェは東京シンデレラマイルとしらさぎ賞を勝ったスピードタイプ、JRA勢が中距離タイプでしかも重斤量だったのが「付け入る隙」。55キロでスピードを生かす競馬をした吉原騎手の思い切りの良さが光った。「物見するわ掛かるわで気性的に難しい馬、このメンバー相手に勝てたのだからさらに上のレベルでも。」と鞍上。
ライオットガールは笹川翼騎手との新コンビ、テンカジョウを相手と見て早めの立ち回りを見せた。9キロ増えた前走から少し絞れて478キロ、明らかにデキは上向いていた。「思った以上に乗りやすかったけれど、もう少し距離があってもいいかなという馬。」と鞍上、2キロ与えていたとはいえ着差からは完敗だった。
テンカジョウは55キロの二一でオーサムリザルトに土を付けて、58キロで初のマイル戦に挑戦してきた。テンから反応が鈍くて勝負処では追い通し、「跳びが大きい馬なので小回りは得意ではないし、マイルの距離も少し短い。負けられないレースだと思って乗ったのですが、二の脚がつかなかった。」と松山騎手。
4着マーブルマカロンは東京シンデレラマイルでフェブランシェから1秒1差の2着、当時は2キロ貰っていたが今回は同斤量で0秒7差。レコード決着のさきたま杯でもタガノビューティーと接戦、今本当に力を付けている。5着アンモシエラは逃げがベスト、ニシノカシミヤとフェブランシェのスピードについていけず3番手から。「暑さのせいか馬が進んでいかなかったし、58キロもこたえていた感じ。」と横山武騎手。

☆誌上公開情報☆
函館07Ｒ
◎03ハーエクセレンシー
単20％、複80％
前走は反応がひと息で位置を下げたが、最後はもう一度伸びようとしていた。「函館の水がよほど美味しいのか、カイ食いが美浦にいる時とは違う。雰囲気もいいし、何とか結果を出したい。」と陣営。美浦の水はあまり美味しくないようで、栗東の厩舎はわざわざ水を持参するほど。昨夏も北海道で良績あり。

◇ﾌﾟﾚﾐｱﾑ情報◇

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