【南関東の話題】
南関東はお盆恒例となった日曜からの6日間開催、メインは3歳重賞・黒潮盃。

黒潮盃　（大井千八）
1分53秒1（稍重）
1着マウンテンローレル
2着セイエイ
3着ミクニサンビーム

マウンテンローレルは5連勝で初重賞制覇、笹川騎手は「直線は大丈夫だな、という伸びを見せてくれた。」と笑顔だった。玉砕覚悟の逃げを打ったランベリーが早々に一杯となり、前にはセイエイ・直後にミクニサンビームという形で直線へ。鞍上は直線入口で外を見遣ると、外へ出しながらミクニサンビームと併せて叩き合い。1F過ぎでミクニサンビームに脚がないと見るや再度内へ寄せて、セイエイをねじ伏せに行く完璧な騎乗。ぶっつけか戸塚記念を挟んで、大目標のジャパンダートクラシックへ。
セイエイは2月にマウンテンローレルを破り、前走は古馬相手にB2下を1分53秒8で快勝。当時は2番手から最速上がりをマークしたように、先行すると簡単には捕まらない。ミクニサンビームを抑え込んだのは立派だった。
ミクニサンビームはマウンテンローレルをピッタリマークして、直線入口の手応えは優勢だったが突き放された。セイエイも捕まえ損ねたあたりは、距離が堪えていた感がある。マイルまでなら重賞でも勝負になる馬。
4着ユウユウスキーはハイセイコー記念3着馬で、暮れの準重賞でナイトオブファイアと0秒7差。前走は古馬相手にB2を1分53秒4、あのスタートならもっと積極的に立ち回って欲しかった。上がりは最速タイで、まともなら3着はあった。5着ドナギニーは東京プリンセス賞3着→東京ダービーチャレンジ2着、牝馬ながら外回り向きの長く脚を使えるタイプ。牝馬同士なら重賞に手が届く。

☆誌上公開情報☆
札幌12Ｒ
◎14ライフセービング
単20％、複80％
ライラック賞で2分40秒2から40秒6の時計で走った2着4着5着が出走して、そこに1勝級を2分39秒0で勝って「ここを勝って菊花賞」と陣営が意気込むレクスノヴァスの4頭が抜けている組み合わせ。「前走は脚を余した」というこの馬はライラック賞の上がり2位、生きのいい3歳馬との一騎打ちだ。

◇ﾌﾟﾚﾐｱﾑ情報◇

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