【南関東の話題】
南関東は週の半ばで開催変わりの変則開催、川崎最終日→船橋初日と立て続けに重賞が組まれる豪華番組。船橋は中間に砂の入れ替えがあり、初日は全レースで逃げ馬が馬券に絡んで7勝を挙げるほどのバイアスが大きい馬場状態となった。

フリオーソレジェンドC　（船橋千八）
1分51秒1（良）
1着サントノーレ
2着キングストンボーイ
3着ホウオウトゥルース

サントノーレは短夜賞で1分52秒1、ギガキング（当レース23年優勝・24年2着）を1秒ちぎった実力馬。4歳の重賞3勝馬で56キロ、前出の馬場傾向となれば矢野貴之騎手の作戦は逃げ一手。好発を切ったラブリービューを制してハナを切ると、前半5F62秒3→後半4F48秒8で大楽勝。
キングストンボーイは24年12月に移籍してから千八の重賞を3連勝、二千の大井記念は川崎記念馬ライトウォーリアに0秒1差の2着。陣営は「先を見据えた仕上げ」と言いつつ、金沢が浸水被害に遭って開催がなくなった吉原寛人騎手に騎乗依頼。勝ちに行く競馬をしたが、最後は苦しくなった。
ホウオウトゥルースは岡村健司騎手が鮮やかなイン突きを見せて、前走0秒1先着されたナンセイホワイトを逆転した。追い切りから内めを回して予行演習はバッチリ、馬場傾向を読み切った鞍上の研究心を評価したい。
4着ナンセイホワイトは前走初めての船橋で物見をしながらも、オープン特別でホウオウトゥルース以下を完封した。今回はチークピーシーズを着用で対策は万全、大外枠からグルリと外を回り勝ちに出た分終いを甘くした。5着ギガキングは野畑凌騎手に手替わりして4戦め、過去3戦で2度の最速上がりをマークしているので今回は後方からの奇襲策。馬場傾向もあって届かなかったが、勝ち馬に次ぐ上がりをマークして脚は見せた。

☆誌上公開情報☆
新潟11Ｒ
◎10シンリョクカ
単20％、複80％
ハンデ戦時代は3歳G1級の出走はあった（18年優勝ブラストワンピースと23年優勝ノッキングポイントはダービー5着、24年競走除外ライトバックは桜花賞・オークスともに3着）が、別定戦になり古馬G1級が出てくるレースになった。本馬もデビュー2戦めに阪神JFリバティアイランドの2着、連覇達成へ。

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