波乱含みのレースに勝算あり◆３連単ザ・ロイヤルファミリー

先週のペルセウスＳでは「３連単3960.8倍×1000円＝396万0800円」を獲得した。人気割れの一戦だったが、家族がそれぞれの知識と感性によって協力し、下記の結論を導き出すことができた。

◆東京11Ｒ・ペルセウスＳ
◎15トロヴァトーレ

３連単マルチ
15→
02.03.04.07.08.13.16

126点×1000円

【的中】
１着☆08ジェイパームス
２着☆03サルヴァトーレ
３着◎15トロヴァトーレ

このレースには初ダート、ダート２戦目という馬が多かった。取捨が難しい面はあるが、馬場状態がわかりやすかった。

前日からの雨で、脚抜きが良いダートになっていたのだ。これは軽い馬場で走ってきた芝馬には好材料。また、東京ダート1600はスタートから数メートルが芝なので、ダート未経験の馬でもこなしやすい。

かつて事故もあった。遠征してきた地方馬が芝とダートの切れ目で躓いて予後不良となった。しかし、その後は特に事故は起きてない。総じて東京はどの馬にもフェアな競馬場だ。

◎15トロヴァトーレは直線で脚を使って３着に入った。想定していたよりも後方の位置で大丈夫かと思って見ていたが、結果的にハイペースに巻き込まれずに済んだので結果オーライ。

この馬は前走、初ダートのエルムＳで12着と着順こそ悪かったが、ダッシュがつかずに後方から、向正面で捲くっていった時の脚には確かなダート適正を感じさせたし、次につなげる意志が見えた。ルメールの連続騎乗、芝スタートの東京で狙った。

１着☆08ジェイパームスは超ハイペースと高速ダートで「1:32.9」の驚愕レコードを記録した。芝では切れ負けしていたのでダートに矛先を向けてきたようだが、脚抜き良いダートなら今後も注目だ。

２着☆03サルヴァトーレは東京ダートなら成績が安定しており、今回は前にとりついて、多少の乱ペースでも自分のタイミングで抜けたのが良かったのだろう。

ところで２着と３着の名前がヴァトーレ、ヴァトーレと続いたが、馬主はまったく別。こういうギャグみたいなことは競馬にはよくある。

いわゆる競馬ギャグが家族間での楽しい会話になっている。それ以外の時は、予想のことでお互いピリピリしているのが３連単ザ・ロイヤルファミリー。それぐらい真剣だ。食うために。

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