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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2018/03/04 09:00

【南関東の話題】
冬の南関東は牝馬交流重賞路線が充実、JBCレディスクラシックの後もクイーン賞→TCK女王杯→エンプレス杯→マリーンCと場所と距離にバリエーションを持たせながら重賞が組まれている。今週はエンプレス杯が、距離と展開が鍵になる川崎のチャンピオンコースで行われた。

エンプレス杯 (川崎二一)
2分16秒3(良)
1着アンジュデジール
2着プリンシアコメータ
3着サルサディオーネ

アンジュデジールは発馬でやや出負けしたが、すぐに巻き返して好位のイン。プリンシアコメータを外に見ながらバッチリ折り合っての追走、ロスなく回って直線だけ外に出して鮮やかな差し切り勝ち。
プリンシアコメータは発馬は五分に出たが、サルサディオーネと競らないように外で馬体を離して2番手から。3コーナーの手応えは逃げたサルサディオーネより劣勢、それでもアンジュデジールが来るとグンと伸びて2着を確保。
サルサディオーネは鞍上の思い切ったプレーで見せ場タップリ、楽に行かせてもらうと一変があるのが逃げ馬の怖いところ。昨夏に実績を残した左回りも合う。
4着ラインハートは好枠からインでジッと我慢、アンジュデジールが外に出して空いたコースを伸びてきた。長く脚を使って勝ちに動いたワンミリオンスとミッシングリンクに先着。5着ワンミリオンスは1周目の正面スタンド前は中団で一番外のコース取り、昨年の覇者とはいえ勝手が違った。千四でオープン入りしたように本質的にはマイラー。

☆誌上公開情報☆
中山05R
◎14ラブラブラブ
単20%、複80%
デビュー戦は6着、出遅れてインを突いたが外伸びの馬場ではあれが精一杯。「なかなかいいフットワークで走る馬ですね。走ってくると思いますよ。」と前走後の柴田善騎手、今回騎乗する松岡騎手は1週前追い切りに跨って併せ馬。日曜→直前と順調に時計を出して、「折り合いが課題ですが、落ち着いて走れるようなら。」と陣営。


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