【南関東の話題】
南関東は川崎のスパーキングナイターが開幕、例年より足早に花が散る中でナイトレースが始まった。開催のメインはクラウンC、クラシック路線の最終便。

クラウンC　（川崎千六）
1分43秒5（良）
1着スプリングマン
2着ミスターバッハ
3着ムシカリ

スプリングマンに春が来た、と洒落てもいいが7番人気はいかにも人気の盲点。3走前にミスターバッハを一蹴した実力馬が、大井遠征がいずれも大敗で人気を落としていただけで左回りに戻って一変。ローズキングダム産駒で距離が延びても大丈夫、クラシックでは再度右回り克服に挑む。
ミスターバッハも5番人気と意外な人気薄、2歳時にヤマノファイト（ニューイヤーC・京浜盃）とクビ差の接戦歴があり前走で勝みの遅さも払拭して勢いに乗っていた。「マイルまでなら力を出せる。」というサウスヴィグラス産駒、今後の路線選択に注目。▲→◎と入って馬複は高配当的中。
ムシカリは無印で三連単は当てられなかったが、雲取賞ではマースインディには0秒3しか負けていなかった。前走も無敗馬モジアナフレイバーに敗れはしたが、上がりでは上回っていた。この馬の8番人気も終わってみれば美味しいオッズだったか。
4着マースインディは初の左回り戸惑ったのか、勝負処でいつもの反応がなくクラシック最終便に乗り遅れた。ネオユニヴァース牝馬にカジノドライヴの配合はクラシックタイプ、ダービーに向けてどこかで賞金を積みたい。5着エヌティプリンスは前々走で無敗馬デイジーカーニバルの2着、まだ決め手で見劣るが馬体が育てば大化けできる好素材。

桜花賞
クラウンCの日の最終レースで9番人気ながら3着に頑張ったニシノキッカセキ、3代母が桜花賞馬のニシノフラワー。数えてみればあれから15年、馬の世界は世代交代が早い。祝賀会で西山正行さん（故人）が「次は牡馬のクラシックを勝ちたい。」と言って、その6年後に2冠制覇で応えてくれたのがセイウンスカイ。その2頭の間に生まれたニシノミライに、アグネスタキオン→サニングデールと交配されたのがニシノキッカセキ。桜の季節に激走する牝系なのかも。勢力図がはっきりと見えている桜花賞は馬券の買い方がキモ、三連単で高配当を狙う。
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☆誌上公開情報☆
中山09Ｒ
◎08ランリーナ
単20％、複80％
竹内厩舎は昨日の福島で勝ち鞍を挙げて、ムードも盛り上がってきた。今日も2頭使っているが、穴を開ければこの馬か。昇級後は大きな着順が続いているが、サフラン賞ではレッドレグナント（アネモネS2着）・前々走はオウケンムーン（共同通信杯）と強い相手とやってソコソコの競馬。今回は牝馬限定の少頭数、一発あればここだ。

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