【南関東の話題】
南関東は今年からS1に格上げされた大井記念、驟雨の中で行われたレースは帝王賞に向けて白熱した戦いとなった。

大井記念　（大井二千）
2分06秒2（良）
1着リッカルド
2着サブノクロヒョウ
3着ヒガシウィルウィン

リッカルドが圧巻の強さで4連勝、叔父にワールドクリーク（東京大賞典）とスマートファルコン（帝王賞・東京大賞典2回）がいる大井二千のマイスター血統の強さを遺憾なく発揮。時計はペースに左右されるが、正直言ってもっと詰まると思った。「凄い手応えで、追ったらどれだけ弾けるかと。」と矢野騎手、「オーナーサイドと相談して、帝王賞を目標にします。」と佐藤裕師。
サブノクロヒョウは出遅れた前走でも、自分の脚は使えていた。瞬発力より持久力に長けたロージズインメイ産駒、発馬を決めると笹川騎手が迷わず先行したのが良かった。早めのスパートでセーフティリードを狙ったが、今回は相手が一枚上だった。
ヒガシウィルウィンは待機策、「掛かり気味になるのはいつものこと、いつもならそれでも脚を使ってくれる馬なんですけど。」と森泰斗騎手。発表は良でも直前にかなりの雨、差しに回るとキツかった。
4着ユーロビートと5着ウマノジョーは南関東が誇る長距離砲、二千でもやや距離不足だった。9歳と年長のユーロビートは、競争中止後だったが短期間でよく立ち直ってきた。ウマノジョーはまだ5歳、距離が延びればいずれはダートグレードも狙える逸材。

日本ダービー
ステルヴィオはスプリントとマイルの世界王者ロードカナロア産駒、まだ血統面から距離への不安も囁かれるがこの馬の個体としての走りを見る限りは距離延長は明らかにプラス。朝日杯のレースリプレイを見ると、ゲートは五分に出るがその後一度馬群から置かれるシーン。直線は強烈な末脚で追い込むが、距離が延びれば位置も取りやすくなる。
と、実はこれ先週のアーモンドアイの推奨コメントを書き直しただけ。走りがそっくりな2頭だけに、ここも軸の一方としたい。
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☆誌上公開情報☆
京都01Ｒ
◎15スマートギャッツビー
単20％、複80％
「ハナを切ろうと思っていましたが、芝スタートで進んでいかなかったです。それに、コーナーで狭くなるロスもありました。それでも、道中はうまくタメられましたし、最後も来ているように以前より良くなっていますね。」と前走後の川又騎手。今回はオールダート、不利を受けにくい外枠で和田竜騎手にスイッチ。条件は揃った。

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