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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2018/06/24 09:15

【南関東の話題】
南関東は夜風はヒンヤリと心地よいが、昼間はかなり蒸し暑くなってきた。梅雨時だけに馬場状態に大きく左右された船橋競馬、開催メインは京成盃グランドマイラーズ。

京成盃グランドマイラーズ (船橋千六)
1分39秒2(不良)
1着キングガンズラング
2着リアライズリンクス
3着オメガヴェンデッタ

キングガンズラングは羽田盃(6着)後は7戦連続で連対中、7戦中4戦で最速上がりをマークした決め手を武器に差しや捲りで戦ってきた。1番枠を引いた今回は馬場を読み切った石崎駿騎手が迷わず逃げの手に出て、後続を完封して重賞初制覇。逃げてなおかつ最速タイの上がり、地力強化が著しい。
「相手に楽をさせないように出していきました。ペースが速かったけど、よく頑張ってくれました。まだ弱い面があるけれど、大きいところを狙いたいです。」と鞍上。
リアライズリンクスは昨年の覇者、今年はここから始動となった分人気の盲点で7番人気。暑くなると動き出す夏馬だが、古馬になってからは500キロを切っての好走歴はなし。マイナス14キロの496キロも人気を落とした一因だったが、キングガンズラングに競り落とされた人気馬を交わして浮上。
オメガヴェンデッタはハナにこだわらない先行タイプ、キングガンズラングとウェイトアンドシーにプレッシャーをかけながら勝ちに行く競馬。馬場が軽くなっても前走と同じ上がり、今日は展開が厳しかった。
4着ムサシキングオーは9歳の古豪、バテてはいないが前を交わせず後ろに差されての流れ込み。5着ウェイトアンドシーは、自分のやりたかった競馬をキングガンズラングにされてしまった。枠順からあれ以上競り込むわけにもいかず、ならばと早めに動いたが反対にこちらの脚が上がって上がりは40秒4まで落ち込んだ。

宝塚記念
馬にとっての適温は9〜13度、湿度の低い高緯度地方の動物だけに高温多湿は苦手。特に牡馬は夏負けにかかりやすく、相対的に夏は牝馬が浮上する。宝塚記念でも牝馬が馬券に絡むことが多く、今年も注目したい。
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☆誌上公開情報☆
東京03R
◎01ユイノチョッパー
単20%、複80%
昨日のルリエフは勝ちにかかって末を甘くしたが、竹内厩舎は今日も勝ち負けが期待できるラインアップ。この馬は前走二一で競り込まれて失速、「途中から勝ち馬に早目に来られて厳しくなり、距離もちょっと長かった感じ。ソエは良化、距離を詰めてブリンカーを着用する。」と師。函館のイナンナも前走は不利があり、連闘で勝負。

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