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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2018/07/29 09:00

【南関東の話題】
南関東は川崎と船橋のリレー開催、メインは船橋の「習志野きらっとスプリント」。全国でスプリントシリーズを戦ってきた快速馬が一堂に会するスプリントシリーズの頂点、迫力あるスピード比べが繰り広げられた。

習志野きらっとスプリント (船橋千)
1分00秒3(良)
1着アピア
2着クルセイズスピリツ
3着サクラレグナム

アピアは交流重賞で大敗後スパッと休養に入って、ここを目標に入念な調整過程。2戦2勝と相性がいいコース設定、パドックでも外側をゆっくりと周回して適度な発汗を見せて万全の仕上がり。予想コラムで「行き脚がつかなければ末脚勝負に切り替える自在性も備わっている」と書いたが、発馬で遅れても「こういうケースも頭に入っていた」と御神本騎手が冷静に対処。「進路を確保することだけ気をつけて乗りました。」と鞍上、アフター5スター賞を使って大目標はJBCスプリント。
クルセイズスピリツは千八の若竹賞でタイム差なしの3着→千二の優駿スプリントを人気薄で快勝。サウスヴィグラス産駒のスピード能力が開花した3歳馬、古馬相手の千でさらに良さが出た印象で斤量差を生かして善戦。
サクラレグナムはJRAでのキャリアハイはプロキオンS5着、南関東でも昨年のフジノウェーブ記念3着。「さきたま杯から更に調子は上がっているし、この距離でも直線は長いコースなので地方馬同士なら十分にチャンスはある。」という陣営の言葉通りに末脚を伸ばしてきた。
この距離では流れに乗る競馬が多かったフラットライナーズが、今回はレース前から逃げ宣言で実際にかなり飛ばしてくれた。4着サトノスピードオーと5着サトノタイガーは、急流に巻き込まれずしっかり末を伸ばして掲示板ゲット。

☆誌上公開情報☆
新潟12R
◎14アンヴァリッド
単20%、複80%
3歳1月にホワイトフーガを破り、3月にはオープンで3着した素質馬。6歳夏になって500万下を走っているが、キャリアはわずか8戦とケガに泣いて使い込めずにいる。「前走は久々の上に長距離と、条件が厳しかった。叩いて体調は上向き、馬体が絞れれば更にいいですね。」と陣営、乗り味の良さは健在でまだ「終わって」はいない。


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