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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2019/02/17 09:00

【南関東の話題】
南関東はクラシックに向けてトライアルレースが始まった。第1弾は浦和桜花賞のトライアル・ユングフラウ賞。2歳女王アークヴィグラスが不在で、新興勢力が台頭する絶好のチャンスとなった。

ユングフラウ賞 (浦和千四)
1分28秒6(稍重)
1着ポッドギル
2着トーセンガーネット
3着マーチャンスルー

ポッドギルは好発を決めると注文をつけてハナ、デビュー戦同様に一気の逃げ切りを決めた。ここ3戦は牝馬らしからぬ差し返す根性を見せての2着、この根性は父フリオーソ譲り。母カネショウメロンもデビューから逃げ切りで4連勝した快速馬、「調教の時に少し他馬を気にしていたので、今回初めてブリンカーを付けました。短距離を使っていますが、跳びもゆったりでマイルくらいが合う思います。」と鈴木啓師。
トーセンガーネットは「出世レース」ニューイヤーCの優勝馬、先週の雲取賞を勝ったヒカリオーソとは五分の星。兵庫ジュニアGPでも健闘と強い相手と戦ってきた経験が、厳しいレースで生きた。出遅れていなければ、差し切れていたはず。
マーチャンスルーも出遅れて末脚勝負、デビュー戦で川崎の900を大差で逃げ切ったスピードを差し脚に転化して好走。勝ち馬を1秒上回るダントツの上がりをマーク、デビューから掲示板を外したのは0秒7差6着だったローレル賞だけで牝馬クラシックの「ものさし」になりそうな馬。
4着シントーアサヒはここまでの3勝がすべて大楽勝の逃げ切り勝ち、まだ厳しい競馬をしていなかったので先を見据えて控える競馬。1コーナーで上手く外に出して3番手、今回は追ってからの味を確かめるレースぶり。5着ゼットパッションは中団から早めの進出、グランプリボス産駒だが千四は少し忙しかった。浦和桜花賞には抜群の実績を残すグランド牧場の生産馬、本番でパフォーマンスを上げてきそうだ。

フェブラリーS
人気はゴールドドリームとオメガパフュームが双璧、しかしワンターンのマイルならゴールドドリームが得意な条件でしかも叩いての上積みも確か。前走で514キロまで減らした馬体も木曜計量で544キロまで戻っており、軸の一方はゴールドドリームに託せると見た。もう一方の軸は2頭に割って入る穴馬に託して高配当狙い、人気2頭が差し馬なら穴は先行タイプだろう。枠順にも恵まれて一発を秘める馬。
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☆誌上公開情報☆
東京03R
◎14ストラトフォード
単20%、複80%
「ズブいのでペースが上がった処での対応が鍵、少し時計がかかった方がいいタイプです。」と竹内師。「前走は厩舎サイドとコンタクトを取って、終いに脚を使えるようなレースをすることに。無理せずに位置を取れたし、最後まで頑張って走っていた。」とミナリク騎手。デルマルーヴル(全日本2歳優駿2着)の3着もある素質馬。


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