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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2020/08/09 09:00

【南関東の話題】
森下博元騎手が「最高齢勝利記録」を置き土産に鞭を置いて4ヶ月、厩務員として馬の仕上げに励んでいる。通算2676勝を挙げて交流重賞はマリーンC(エフテーサッチ)・東京盃(カガヤキローマン)・川崎記念(エスプリシーズ)の3勝、カガヤキローマンの東京盃は石崎隆之騎手が川島正行厩舎のサプライズパワーと差しあったための代打騎乗だった。
カガヤキローマンに限らず、全盛期の石崎隆之騎手と的場文男騎手から回ってきた馬を何度となく勝たせた騎乗技術は「マジック」と讃えられた。当たりが柔らかいのでハミ当てを変えずに、つまりは馬の推進力を維持したまま自在に動かせる技術を持っていた。力が足りない馬でもコーナーをタイトに回して距離を稼ぎ、直線だけ外に誘導して最後にひと脚使わせて再三にわたって穴馬券を演出した。
しばらくは「攻め専」として調教に騎乗すると聞いていたが、案外に早く厩務員としてパドックで馬を引く日が来た。御神本騎手も森泰斗騎手も、いわゆる「精神修行」として厩務員をやってトップジョッキーに登り詰めた。けれど品行方正な(と言い切ると本人に笑われそうだけれど)元トップジョッキーの厩務員となると、ちょっと前例が思い浮かばない。
以前は「照れくさいから、顔がわかんないようにしようかな。」と冗談を言っていたが、結局素顔でパドックに登場して(当たり前か)お世話になった八木喜厩舎の田中準市オーナーの馬をエスコート。リラックスした表情で、ひと仕事終えると「やっぱり馬から離れられないよ。」と笑顔。
無観客が終わったら、パドックでぜひ声をかけてやりたい。騎手時代は「頼んだぞ!」か「バカヤロー!」しかなかったけれど、厩務員・森下博にはなんと声をかけようか考えあぐねている次第である。

☆誌上公開情報☆
新潟08R
◎06ブライトロージー
単20%、複80%
再転入初戦で、陣営は「先行力はあるし渋太いタイプ。中央の芝でどうかだが、持続力を生かせれば。」と手探りの感は否めない。3歳夏にJRAを抹消してから南関東で未勝利、その後門別に移籍して冬場は名古屋で続戦。3勝を挙げて戻ってきたが、元値を言えば未勝利時代にロシュフォール(現オープン)と接戦歴。先物買いで狙う。

◇プレミアム情報◇

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