【南関東の話題】
南関東は大井→浦和→リレー開催と盛り沢山、先週末から新聞作りは休みなし。それでも競馬を開催できるありがたみを感じながら、今日は交流重賞・オーバルスプリントを回顧する。

オーバルスプリント　（浦和千四）
1分26秒7（良）
1着サクセスエナジー
2着ベストマッチョ
3着ノブワイルド

サクセスエナジーが58キロをものともせず、スプリント戦では決定的と言っていい2馬身差で完勝。これでかきつばた記念・さきたま杯・黒船賞に続く4つ目の重賞タイトル、全て「ツーターンの千四」という地方競馬独特のコース設定。東京盃の予定を繰り上げての出走だったように、秋本番に向けてまだ上積みはある。
ベストマッチョはJRAオープンからの転入、思うようにローテが組めるようになって才能が開花。「スタートは良かったけど、ハナに行くつもりはなかった。物見しないように、少し下げて運びました。勝ち馬に来られてからも、よく頑張っています。今は状態がいいですね。」と森泰斗騎手。
ノブワイルドは外からベストマッチョに行かれて、ハナを奪い返すのに脚を使った。3コーナーでは終わったかと思わせたが、直線でジリジリ伸びて2着争いにカムバック。「いつもと行きっぷりが違い、押して押してという感じ。一度下がった時にズルズルと後退するかと思ったら、また伸びてくれました。」と左海騎手。
4着サヴィはテン乗りが影響したか、位置を取れずに終始後手に回る競馬。勝ち負けには全く絡めず、流れ込んで掲示板。5着トップウイナーは発馬がひと息、出鞭を入れたが行き脚がつかずこちらも前の3頭の競馬に参加できず。

☆誌上公開情報☆
中京08Ｒ
◎09ケイアイコブラ
単20％、複80％
「乗り味が良い馬ですが、トウ骨を気にしたりでなかなか勝てませんでした。切れないが長く渋太い脚を使えるので、コース替わりはいい。前進を期待。」と陣営。前走でクラスにメドを立てて、中間も順調に乗り込んでいる。母のキャリアハイは6歳時のヴィクトリアマイル2着、古馬になって重賞を2勝したように成長力もある牝系だ。

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