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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2020/10/25 09:00

【南関東の話題】
南関東はすっかり秋も深まって、日差しの暖かさがありがたい昼間開催。浦和競馬の開催メインは埼玉新聞栄冠賞、馬場を1周半する千九の距離に中長距離の強豪が顔を揃えた。

埼玉新聞栄冠賞 (浦和千九)
1分59秒8(稍重)
1着タービランス
2着リッカルド
3ファルコンウィング

タービランスは今年に入って重賞になると一歩足りないレースぶりだったが、「1頭になるとソラを使うし、内側の馬を抜こうとしないんです。」と笹川騎手。今回は向正面からインに入れて、勝負処では外のリッカルドを先に行かせる作戦。直線は逃げたファルコンウィングとリッカルドの間に突っ込んで、両側に馬を置くことで馬をファイトさせたファインプレー。
リッカルドは環境の変化にも動じないタイプ、陣営の読み通り初コースの浦和でも能力発揮に支障なし。9歳になった今年もこれで3度目の重賞2着と衰えは全くない。3コーナーからの手応えはタービランスより優勢、直線はやや強引に入られて外に立て直さざるを得ないシーンもあった。終始外を回して、負けて強しの好内容。
ファルコンウィングは3歳馬で58キロを背負ったが、490キロ台の雄大な馬格で斤量泣きしない。戸塚記念2着は35秒3で入って上がりが42秒6と掛かったが、今回は超小回りの浦和で36秒4で入って上がりを39秒4にまとめた。来年に向けて明るい材料ばかり、小細工なしの逃げ馬に育った。
4着ホーリーブレイズはここ2戦は大きく負けていたが、JRA時代から凡走を引き摺らずに巻き返してきた馬。好位で大事に乗られて、しっかり脚を使えた。5着ロードアルペジオは未勝利で大井に転入して強い競馬で2連勝、すぐにJRAに取って返してオープンを勝つまで出世した。以前ムーア騎手が「道中は進んでいかないけど、終いはいい脚を使う。」とコメントした通り、勝ち馬に次ぐ上がりで入着。

菊花賞
牡馬牝馬ともに無敗の三冠馬が誕生する歴史的瞬間に立ち会う可能性が高いが、予想は攻めていかないと面白くない。先週はソフトフルートは拾ったが、マジックキャッスルが無印で不的中。菊花賞の穴パターンはハッキリしていて、6番人気以下で馬券になった馬は前走「重賞入着馬」か「2勝級勝ち」のどちらか。過去10年の例外は17年のクリンチャーだけ、この馬にしても皐月賞4着の実績馬だった。そしてこれらの馬の中からビートブラック・ゴールドアクター・レインボーライン・フィエールマンと、古馬になって大レースを勝つ馬たちが輩出したことにも注目。未来の大物を探しながら、穴馬を絞り込んで勝負したい。
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☆誌上公開情報☆
東京11R
◎10カナシバリ
単20%、複80%
土曜に同距離の自己条件があったが、登録だけに留めてこちらに投票。「格上挑戦だが、この斤量は魅力。距離が延びる点はマイナスにならないタイプ、ロスなく運んで上位に食い込んでもらいたい。」と竹内師。自分で追い切った5レースのロンギングバースと6レースのイサチルダイチも好感触、「2頭とも上位に来れるデキ。」と師。

◇プレミアム情報◇

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