竹内康光のワンフォーオール
配信日：2020/12/20 10:00
【南関東の話題】
南関東はJRAと同じく2歳戦の大一番・全日本2歳優駿、川崎マイルで14頭が覇を競った。過去10年でJRA8勝・地方2勝、迎え撃つ地方勢も北海道・南関東を中心に例年以上の好メンバー。
全日本2歳優駿 （川崎千六）
1分40秒7（良）
1着アランバローズ
2着ランリョウオー
3着ルーチェドーロ
アランバローズは428キロでデビューして今回は434キロ、牡馬にしては小兵だがそれゆえに短期放牧を挟んでも仕上げに苦労しない。母父ステイゴールドも432キロでデビュー、持久力を武器に種牡馬としても偉大な足跡を残した名馬だった。好発から主導権を奪うと前後半4F49秒5→51秒2と持久戦に持ち込んで、上がりを39秒4で纏めて5馬身差のぶっちぎり。13年のハッピースプリント（1分40秒3・稍重）以来の1分40秒台、良でこの時計だから大物。
ランリョウオーはデュアリストに被せるように1コーナーをカーブ、自分のリズムを守って最後まで走り切った。3コーナーの手応えは良く見せなかったが、そこから粘り腰を発揮できるのがこの馬の強み。祖母ファビュラスラフィンもハイペースで先行してバテないタイプ、そこにシンボリクリスエス→パイロと繋いでダート適性を高めている。地方馬のワンツーはラブミーチャン→ブンブイチドウ以来、11年ぶりの快挙。
ルーチェドーロはデビュー戦で5Fの2歳レコードをマーク、距離を心配されて人気を落としていたが戸崎圭太騎手がピタッと折り合わせてラストにひと脚残していた。チャンピオンズCを勝って乗れている鞍上の、ピリッとした脚を引き出す技術は石崎隆騎手から教わった伝家の宝刀。
4着タイセイアゲインは中京→東京で2連勝、右回りの門別（JBC2歳優駿）で1番人気を裏切ったが左回りで即巻き返した。叔母ミラクルレジェンド・叔父ローマンレジェンドといえば、南関東御用達の血統馬。5着バクシンも半兄アウトジェネラル（羽田盃）という南関東血統、兄と同じくここは掲示板に留まったが来年は大きいところを狙える馬。
朝日杯FS
サリオスの一強ムードだった昨年と違い、今年はレッドベルオーブ（デイリー杯2歳S・中京→阪神で連続して千六のレコードをマーク）にステラヴェローチェ（サウジアラビアRC）とモントライゼ（京王杯2歳S）が挑む三つ巴の人気。血統的には長年続いてきたディープインパクト対ダイワメジャーの2歳リーディング争いに、ドゥラメンテ・キズナ・モーリスと外国繋養種牡馬（フランケル・グレンイーグルズ・インヴィンシブルスピリット）が乱入する図式。
続きはプレミアム情報でどうぞ。
☆誌上公開情報☆
中山07Ｒ
◎11プレジールドビブル
単20％、複80％
昨日も1勝を上積みしていい年末年始を迎えられそうな竹内厩舎、今日もう一丁を狙っているのはこの馬。「中山開催を待って調整してきました。この馬としては歩様がいいですし、上位食い込みも可能ですよ。」と師、去年は11月に6番人気で未勝利勝ち→12月に8番人気で1勝級3着と厳寒期でも走れるタイプ。
◇ﾌﾟﾚﾐｱﾑ情報◇
(バラ売り提供)
◆中山03R／単複
[100pt]
◆阪神09R／単複
[100pt]
◆阪神11R／単複
[100pt]
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南関東はJRAと同じく2歳戦の大一番・全日本2歳優駿、川崎マイルで14頭が覇を競った。過去10年でJRA8勝・地方2勝、迎え撃つ地方勢も北海道・南関東を中心に例年以上の好メンバー。
全日本2歳優駿 （川崎千六）
1分40秒7（良）
1着アランバローズ
2着ランリョウオー
3着ルーチェドーロ
アランバローズは428キロでデビューして今回は434キロ、牡馬にしては小兵だがそれゆえに短期放牧を挟んでも仕上げに苦労しない。母父ステイゴールドも432キロでデビュー、持久力を武器に種牡馬としても偉大な足跡を残した名馬だった。好発から主導権を奪うと前後半4F49秒5→51秒2と持久戦に持ち込んで、上がりを39秒4で纏めて5馬身差のぶっちぎり。13年のハッピースプリント（1分40秒3・稍重）以来の1分40秒台、良でこの時計だから大物。
ランリョウオーはデュアリストに被せるように1コーナーをカーブ、自分のリズムを守って最後まで走り切った。3コーナーの手応えは良く見せなかったが、そこから粘り腰を発揮できるのがこの馬の強み。祖母ファビュラスラフィンもハイペースで先行してバテないタイプ、そこにシンボリクリスエス→パイロと繋いでダート適性を高めている。地方馬のワンツーはラブミーチャン→ブンブイチドウ以来、11年ぶりの快挙。
ルーチェドーロはデビュー戦で5Fの2歳レコードをマーク、距離を心配されて人気を落としていたが戸崎圭太騎手がピタッと折り合わせてラストにひと脚残していた。チャンピオンズCを勝って乗れている鞍上の、ピリッとした脚を引き出す技術は石崎隆騎手から教わった伝家の宝刀。
4着タイセイアゲインは中京→東京で2連勝、右回りの門別（JBC2歳優駿）で1番人気を裏切ったが左回りで即巻き返した。叔母ミラクルレジェンド・叔父ローマンレジェンドといえば、南関東御用達の血統馬。5着バクシンも半兄アウトジェネラル（羽田盃）という南関東血統、兄と同じくここは掲示板に留まったが来年は大きいところを狙える馬。
朝日杯FS
サリオスの一強ムードだった昨年と違い、今年はレッドベルオーブ（デイリー杯2歳S・中京→阪神で連続して千六のレコードをマーク）にステラヴェローチェ（サウジアラビアRC）とモントライゼ（京王杯2歳S）が挑む三つ巴の人気。血統的には長年続いてきたディープインパクト対ダイワメジャーの2歳リーディング争いに、ドゥラメンテ・キズナ・モーリスと外国繋養種牡馬（フランケル・グレンイーグルズ・インヴィンシブルスピリット）が乱入する図式。
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中山07Ｒ
◎11プレジールドビブル
単20％、複80％
昨日も1勝を上積みしていい年末年始を迎えられそうな竹内厩舎、今日もう一丁を狙っているのはこの馬。「中山開催を待って調整してきました。この馬としては歩様がいいですし、上位食い込みも可能ですよ。」と師、去年は11月に6番人気で未勝利勝ち→12月に8番人気で1勝級3着と厳寒期でも走れるタイプ。
◇ﾌﾟﾚﾐｱﾑ情報◇
(バラ売り提供)
◆中山03R／単複
[100pt]
◆阪神09R／単複
[100pt]
◆阪神11R／単複
[100pt]
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