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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2022/04/03 09:00

【南関東の話題】
南関東は桜満開の春、今年も大井競馬のトゥインクルレースが開幕した。開催メインは京浜盃、昨年は昼間開催で行われたが今年はナイトレースの開幕カード。

京浜盃 (大井千七)
1分47秒1(稍重)
1着シャルフジン
2着カイル
3着ナッジ

シャルフジンが好発を決めてハナへ、マイペースに持ち込むと後半4Fを25秒6→25秒4でまとめて逃げ切り。速い上がりを使えるタイプではなく、自身の3F38秒4は2〜4着馬いずれにも劣るもの。スローに落とし過ぎず、後続に脚を使わせながらリードを築いた御神本騎手の腕が光った。
カイルはペースを読んで好位から早めの立ち回り、本橋騎手がドンピシャで仕掛けたが38秒1の上がりをマークするもクビ差届かず。これで重賞では4度目の入着、いつ勝ってもおかしくないが常に善戦止まりの「モノサシ馬」になる可能性もある。
ナッジは後方のインで脚を溜める作戦、1コーナーでシャルフジンが内に切れ込んだのに驚いて頭を上げる場面もあったが大きな不利は被らず向正面で早めに外に誘導。ゴール前で目立つ脚を見せて追い込んできたが、37秒8の上がりをマークしながら3着まで。前での競馬もできるタイプで、今回は脚を測った感もある。
4着プライルードはインに潜り込む作戦で、外を回したナッジより早めにスルスルと進出。38秒3で上がって3着は確保したかに見えたが、ゴール前でナッジ決め手に屈した。5着シルトプレは1コーナーのアクシデントで競馬をさせてもらえず、最後方のインで直線だけ脚を伸ばして37秒7の最速上がり。メンタルのダメージがなければ、本番は怖い1頭。
御神本騎手が騎乗停止処分を受けるほどの際どい乗り方になったのは、1コーナーまでの距離が短い千七のコース設定によるところも大きい。雲取賞を千八で行うようになった以上、この時期に京浜盃を千七で行う意義はかなり薄れているはずで番組の見直しを考える時期ではないか。

大阪杯
ジャックドール対エフフォーリア、タイプが違う二強の初対決にメディアも大盛り上がり。「逃げ宣言」のジャックドールのラップ分析から、レースの骨格を予想する。
未勝利
24秒4→25秒2→24秒4→★22秒8→23秒5=2分00秒3
1勝クラス
24秒0→25秒1→23秒8→★23秒2→23秒3=1分59秒4
2勝クラス
25秒5→26秒3→24秒8→22秒8→★22秒1=2分01秒5
3勝クラス
24秒2→23秒5→24秒6→★22秒9→23秒3=1分58秒4
白富士S
24秒1→23秒6→23秒5→★22秒4→23秒8=1分57秒4
金鯱賞
23秒5→24秒1→23秒4→★22秒6→24秒6=1分57秒2(レコード)
7〜8F目にグンとラップを上げて、5〜6F目よりも0秒6〜2秒0もスピードアップ。ここで後続に脚を使わせて、ゴールに雪崩れ込むのが勝ちパターン。
対するエフフォーリアは
新馬
24秒3→24秒8→25秒6→25秒1→★23秒5=2分03秒3
1勝クラス
24秒9→25秒3→26秒2→23秒3→★22秒6=2分02秒3
皐月賞
23秒8→24秒4→★23秒5→24秒0→24秒9=2分00秒6
天皇賞秋
24秒3→23秒9→24秒3→22秒9→★22秒5=1分57秒9
7〜8F目より9〜10F目が速い加速ラップを、鋭い決め手で差し切るのが勝ちパターン。タイプが違う2頭がどのような戦いを見せるか、目が離せない。
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☆誌上公開情報☆
中山12R
◎10イサチルプリンス
単20%、複80%
「前走はペースが速くなって、とてもスペースのあるレースができた。揉まれると良くないので、それが大きかった。」と菅原明騎手。初勝利は逃げ切りだったように、揉まれなければ位置取りは不問。「前走は揉まれない位置が取れて踏ん張ってくれた。去勢明けを使われ、調子は上向いている。」と竹内師。

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