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竹内康光のワンフォーオール
配信日:2022/06/12 09:00

【南関東の話題】
地方競馬のダービーウィークが始まり、南関東も大井競馬場で大一番・東京ダービーが開催メイン。日本ダービーの日にメルマガで最高峰のレースにゲートインすることがどれだけ大変かを書いたけれど、大波乱の羽田盃馬ミヤギザオウがゲート内で暴れて競走除外。改めてレースに参加することの尊さを思い知った。

東京ダービー (大井二千)
2分07秒1(重)
1着カイル
2着クライオジェニック
3着リコーヴィクター

カイルは初重賞がダービーとなったが、京浜盃ではシャルフジンと時計差なしで2着の実力馬。羽田盃6着で人気の盲点になったが着差は0秒5差、「3馬身=0秒6差までは着順の逆転がある」と書いた通りの逆転劇。「レース前は2列目か3列目でと思っていたが、返し馬でデキの良さを感じたのでこれならと思って1列目で運んだ。陣営の仕上げの凄さと、羽田盃で乗ってくれた左海騎手が馬にいい経験をさせてくれたことが実りました。」と本橋騎手。姉は19年の南関東二冠牝馬トーセンガーネット、クラシック血統が花開いた。
クライオジェニックの激走には驚いたが、羽田盃は先行して激流に巻き込まれて潰滅。「能試で砂を被っても伸びてきたし、どんな競馬でもできる馬で折り合いもスタミナも不安なし。」とレース前の陣営。安藤騎手も「控える競馬の方が良さが生きるタイプ」と、待機策に切り替えたことが功を奏した。母は岩手で3歳6月から4歳5月の1年間で重賞を6勝した名牝、こちらもこの時期に急激に力をつける牝系。
リコーヴィクターは今回からブリンカー着用、インでロスなく立ち回って笹川騎手のエスコートで力を出し切っている。正攻法で勝ち切るだけの力はまだなかったが、母は13戦中10戦で3着以内をキープして3歳秋に底を見せないまま引退した。この馬は2歳8月に道営重賞をレコード勝ちしたが、デビューから30キロ増えているようにまだ成長の余地は大きい。
4着フレールフィーユは出世レース・クラウンCの勝ち馬、羽田盃は初の右回りで大敗したが修正力の高さを見せて2戦目で好結果を出した。母は1勝に終わったが、レインボーダリア(エリザベス女王杯)の半姉と筋の通った血統。5着ナッジはシャルフジンが先導した24秒1→26秒5→25秒0→26秒7→25秒8の流れが合わなかったのか、勝負処でモタついて末脚不発。8着に敗れたシャルフジンは「羽田盃以上の状態で、スローで逃げられたので楽勝すると思っていた。でもカイルに交わされると急に手応えがなくなって、マイラーなのかな。」と御神本騎手。川島師は「最終追い切り後より息が入るのが早く、レース後なのに涼しい顔。距離ではなく、集中力の問題。」と騎手と陣営の見解は分かれた。

☆誌上公開情報☆
東京07R
◎07ロイヤルソウル
単20%、複80%
「この距離にも対応できると思いますし、デキは安定していますからね。終いの脚を生かしてほしい。」と竹内師。昇級して2戦目に入着、まだ着差は大きいがメドは立っている。ノーザンテースト→ハーツクライ→ホッコータルマエと配合されてスタミナ強化、追走が楽になって終いを伸ばせると見て狙った。

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